Thomas Leleu, Tuba
マルセイユ歌劇場管弦楽団 首席ベース・チューバ奏者 トマ・ルルーは、フランスで最も権威あるクラシック音楽賞、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック・クラシックで最優秀器楽ソリスト賞に輝いた初のベース・チューバ奏者。彼は若い頃から“ベース・チューバ界の世界的若手スター”(フランスのラジオ局 Europe 1)という高い評価を受けてきた。トマ・ルルーは、驚くべき音楽性と軽快な指使いでベース・チューバが持つ従来のイメージを覆す。クラシック音楽と現代音楽の間にある壁を取り払うことを目的に、スタイルにとらわれない自由なアプローチでコンサートの演奏に臨んでいる。 1987年にフランスのリールで生まれたトマ・ルルーは父親からベース・チューバの演奏を学び、17歳でパリ国立高等音楽院(CNSM)に入学し、公開コンペティションで優勝。3年間の養成コースを優秀な成績で卒業し、ベース・チューバの最優秀賞も獲得。 トマ・ルルーはマルクノイキルヒェン(ドイツ)や済州(韓国)、ルクセンブルクをはじめ、世界各地のコンクールで入賞している。19歳からマルセイユ歌劇場管弦楽団の首席ベース・チューバ奏者を務めており、2014年2月20日には弱冠24歳にして、フランスで最も権威あるクラシック音楽賞、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック・クラシックの最優秀器楽ソリスト賞をベース・チューバ奏者として初めて獲得し、一躍脚光を浴びた。彼は数多くのオーケストラと共演し、ソリストとして、あるいは自ら率いるユニークで斬新なアンサンブル「トマ・ルルー六重奏団」(ベース・チューバと弦楽クインテット)として、フランス国内外のさまざまな音楽祭へ定期的に招待されている。トマはワールドミュージックやジャズ、現代音楽にも情熱を傾け、2016/2017シーズンはチューバ・フレンチ・タッチとマルセイユ市、マルセイユ・オペラ座との共同プロデュースで「ザ・チューバズ・トリップ」と題した公演を行った。
1レッスン 60分¥12,000
*英語でのレッスンとなります。通訳別途承ります。